＜タイトル＞      

Outcome of mean pulmonary arterial pressure-based intensive treatment for patients with pulmonary arterial hypertension

＜雑誌名＞

Journal of Cardiology

＜論文概要＞

論文概要：肺高血圧症の治療は日本では肺動脈圧を下げることを指標に治療を行っていくことが一般的です。しかしながら、世界的には肺動脈圧を指標に治療していくことは認められてはいません。私は2022年3月まで国内留学した岡山医療センターは肺動脈圧を下げることを指標に治療をしていくことを提唱した施設です。この度、近年の岡山医療センターの治療成績をまとめ、肺動脈圧を下げることが肺血管拡張薬で可能であること、また、肺動脈圧を下げることができれば予後がよいことを報告しました。報告した内容は海外の肺高血圧症サイトでも取り上げられております。

＜謝辞＞

このような論文を報告することができたのは一重に小川愛子先生、松原広己先生のご指導あってだと思っております。この場をお借りして感謝申し上げます。

また岡山医療センターへの国内留学を了承していただきました福本教授、私が国内留学中に久留米大学の肺高血圧症診療にご尽力いただいた田原教授や諸先輩方へ感謝申し上げます。

杦山先生、おめでとうございます！