「2023年度 日本心脈管作動物質学会 若手研究者交流シンポジウム」開催レポート掲載のお知らせ
2024.11.15
この度、「2023年度 日本心脈管作動物質学会 若手研究者交流シンポジウム」の開催レポートが、学会誌『血管』に掲載されました。詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
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本シンポジウムは、日本心脈管作動物質学会の理事長に福本義弘教授が就任され、福本教授の熱意により実現することができた若手研究者の研究促進を目的とした会合です。近年、本邦の基礎研究分野では若手・学位未取得の研究者同士で情報交換ができる機会が乏しい中、日本循環器学会五カ年計画においても研究者間のネットワークを広げ、研究を促進することが重要視されています。このような背景のもと、福本教授をはじめとする日本心脈管作動物質学会関係者のご協力により、「若手研究者交流シンポジウム」が毎年開催される運びとなりました。
記念すべき2023年度の第1回シンポジウムは久留米大学心臓・血管内科の主管により開催され、2024年度も10月19日に同じく久留米大学福岡サテライトにて盛大に実施されました(大会長:熊本大学分子遺伝学 佐藤迪夫先生)。2025年度のシンポジウムの日程は未定ですが、東京大学循環器内科の主管で開催予定です。
循環器疾患の治療において、基礎研究の果たす役割は極めて重要です。若手研究者が相互に交流し、結束することで国内の研究力がさらに強化され、将来の画期的な治療法の開発へとつながることが期待されます。本シンポジウムが引き続きその一助となることを願い、ここに福本教授をはじめとする皆様のご尽力に心より御礼申し上げます。
また、少しでも研究に関心をお持ちの若手医師や初期研修医の先生方、学生の皆様にも本シンポジウムにご参加いただきたいと思っています。10年後の循環器診療に活かせる貴重な知見を得る絶好の機会になると思います!!詳細は、日本心脈管作動物質学会のホームページをご確認ください。