田久保晴美先生の論文が Journal of Diabetes InvestigationにPublishされました!
2026.5.25
田久保晴美先生の論文が Journal of Diabetes InvestigationにPublishされました!
【タイトル】
Elevated serum galectin-3 levels predict the incidence of type 2 diabetes mellitus in a Japanese general population: A 10-year follow-up study

【論文趣旨】
炎症や繊維化に関わる糖結合タンパク質の一種であるGalectin-3と、糖尿病との関連を検討しました。2013~2014年に長崎県宇久島の住民433名を対象として測定した血清Galectin-3値のデータを用い、2023年までの10年間の糖尿病発症との関連を検討しました。その結果、血清Galectin-3値が高値である群は糖尿病の発症率が高く、特にBMIで層別化したサブグループ解析では低BMI群でよりその傾向が顕著でした。これらの結果から、Galectin-3は肥満を介さないメカニズムを通じて糖尿病発症に関与している可能性が示唆され、同時に従来の危険因子では特定できない糖尿病発症のハイリスク者を同定するための、新たなバイオマーカーとなる可能性も示唆されました。
2002年に開始した宇久島循環器病検診は、20年以上に及びデータ蓄積と予後調査を継続しています。長年の宇久島検診にご協力いただいております全ての皆さまに感謝申し上げます。
田久保先生、おめでとうございます!