イベント2018.12.28
循研市民公開講座を開催しました!循環器病研究所では木村記念循環器財団との共催で市民公開講座『心臓と血管のはなし』を、12月16日に久留米シティプラザで開催しました。
市民の方々に健康や循環器病に関する情報をお伝えするために、久留米大学医学部の教授陣による講演をお送りしました。
増えるこどもの心臓病:川崎病
須田憲治(小児科)
増える心臓弁膜症:高齢者社会を迎えて
田中啓之(心臓・血管外科)
高齢化がますます進みます。生活習慣を考えましょう。
福本義弘(心臓・血管内科)
あいにくの雨で寒い日でしたが、多くの市民の方々にご参加いただきました。講演中は熱心にメモを取る参加者の姿が見受けられ、講演後には多くのご質問をいただきました。
講演後には大塚麻樹先生(CCU副主任)のリーダーシップのもと、救命救急講習会を開催しました。約50分の講習会では、心臓突然死ではその場に居合わせた人の救命救急処置が生死を分けることをお話しした上で、胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAED(自動体外式除細動器)の使い方について実習していただきました。心臓マッサージは体力がいる処置ですが、ご参加の方々が全力で取り組んでいらっしゃる姿が印象的でした。
アンケート調査でも多くのご意見をいただき、地域に根ざした大学として社会に貢献することの重要さをあらためて実感した1日となりました。
ご協力くださった皆様に感謝申し上げます。
(循研 青木浩樹)