業績2018.10.01
日本循環器学会基礎研究フォーラムで発表しました!日循基礎研究フォーラム(BCVR)は、日本循環器学会が基礎研究の活性化を目的として開催している学術集会です。今回は9月22日、23日に奈良で開催され、多くの基礎研究、トランスレーショナル研究の成果が発表されました。当科からも橋本先生、眞島先生が大動脈解離に関する研究成果を発表しました。
Hashimoto, Y. The role of Syk in pathogenesis of aortic dissection
Majima, R. Focal adhision kinase promotes fatal destruction of aortic wall in aortic dissection in mice
BCVRへの参加は、学会発表も英語も苦手な自分としては不安感でいっぱいでした。しかし、自分が今まで行ってきた研究内容を整理し悪戦苦闘しながらも英語で作成した演題内容が採用された時は、自分の研究が社会的にも興味を持たれているという自信と、自分の拙い英語でも発表内容を相手に伝えることができたという達成感を得ることができました。発表直前までプレッシャーを感じていましたが、会場の雰囲気が穏やかであったためか比較的リラックスした状態で発表することができました。質疑応答は一部うまく答えることができなかったのは今後の課題となりましたが、自分の研究が他の研究者にも興味を持たれているという自信と英語でもうまく伝えられるようになりたいという気持ちが生まれました。今回BCVRという貴重な経験をさせていただいたことを感謝いたします。(橋本)
学会において英語はおろか、ポスター発表の経験も無かったため、BCVRでの発表前は無事に終えられるか不安でした。発表では司会者だけでなく聴衆からも質問があり、自分の研究発表について質問されるのは有難いことだと感じました。質問者の英語が丁寧で助かりましたが、それでも英語や発表自体に慣れないため、質問内容がうまく理解できていない部分がありました。この点に関して今後の精進が必要だと感じました。今回のBCVRは貴重な経験となりました。(眞島)