“Hybrid training system-induced myokine secretion in healthy men”

久留米大学の整形外科学教室で開発された「ハイブリッド・トレーニング・システム」は、従来の大型機器を用いた筋肉トレーニング法と同等の効果を低侵襲下にもたらす、画期的な小型システムです。このシステムを用いて週3回の膝屈伸運動を半年間行うと、インターロイキン-6というサイトカインの血中濃度が上昇するそうです。

佐々木先生は、その運動を1回行った健常男性の運動直前直後の血液を採取し、52種類のサイトカインについて血中濃度の変化を調べました。皮膚損傷治癒、神経保護、心血管保護に働くとの報告がある3つのサイトカイン濃度が上昇しており、「ハイブリッド・トレーニング・システム」を用いた筋肉トレーニングが筋肉以外にもたらす新たな効能を示唆する重要な発見となりました。

佐々木先生おめでとうございます！！