業績2022.09.06
心臓血管外科:姉川朋行先生との共同研究がKurume Medical Journal誌にAcceptされました!<タイトル>
Effects of Pemafibrate on Reducing Oxidative Stress and Augmenting Angiogenesis in Ischemic Limb Tissue
<著者>
Anegawa T, Sasaki K
<雑誌名>
Kurume Medical Journal
<論文要旨>
姉川先生は虚血下肢動物モデルを用いた当科の佐々木健一郎先生との共同研究論文において、高脂血症治療薬のペマフィブラート経口投与が虚血骨格筋組織中の酸化ストレスを軽減し、その一方では血管新生を増強していたことを報告しました。この2つの効果によって虚血下肢の壊死性自然脱落率が低下していたことから、ペマフィブラートが閉塞性動脈硬化症などの末梢動脈疾患による重症虚血肢の救済に貢献できる薬剤である可能性が示唆されました。
姉川先生、おめでとうございます!